妊娠後期の身体の変化とむくみの関係【妊娠初期の足のむくみの解消法】

妊娠後期の身体の変化とむくみの関係【妊娠初期の足のむくみの解消法】

妊娠中というのは日々体調が変化します。自分の体なのに思うように動かないことでもどかしく感じている妊婦さんもたくさんいます。しかし妊娠期間中の約10ヶ月間はお腹の中で新しい命を育むために様々なことに気を配らなければならないものなのです。

 

多くの妊婦さんにとって悩みとなるのがむくみです。妊娠中はむくみやすいといいますが、なぜむくみやすいのかを理解することによって改善方法も見えてきます。間違った知識はお腹の中の赤ちゃんに悪影響を及ぼす恐れもあるので、まずはきちんと原因を理解していくことから始めましょう。

 

不規則な生活習慣が原因に

妊娠中というのは体調の変化によって生活習慣が不規則になりがちです。

 

妊娠初期はつわりなどの不快症状によって食生活が乱れやすくなります。そしてつわりが軽減してくる中期から後期はどんどんお腹が大きくなってくるため息苦しさや腰痛に悩まされるようになり、ぐっすりと安眠できないという人も出てきます。

 

このように妊娠期間中である約10ヶ月間は生活習慣が不規則になりがちです。仕方がないことではありますが、ちょっとした工夫で改善させることも可能なのです。

 

まず妊娠初期のつわりですが、このときは母体の健康状態の方が大切なので食事バランスを気にせず食べられるものを食べることに重きを置くことが大切です。

体調が許すのであればなるべく水分をとるよう心がけたりするだけでもむくみを和らげることができます。

 

体調が安定してくる中期から後期には、しっかりと食事バランスをととのえていきましょう。そうすることで体内にたまった水分を排出し、むくみ改善につながります。

また寝る時に足を少し上げた状態にして寝ると足のむくみを和らげることができますし、加圧ソックスなどをはくことで足のむくみをすっきりとさせることができます。

 

お腹が大きくなってくるとなかなかぐっすり眠れないという悩みが増えてきますが、睡眠不足もむくみの原因の1つです。夜眠れなかったら日中にお昼寝の時間を設けるなどの工夫をしてしっかり眠れる時間を作る努力をしましょう。

 

下半身を鍛えてむくみ予防

むくみというのは体の様々な部分で起こりますが、もっともむくみやすいのはだと言われています。地球上には重力が存在しており、立っていても座っていてもその重力は働いています。

 

上から下に向かって重力が働いているので、上半身よりも下半身に体内の水分がたまりやすくなります。つまり多くの女性が気にしている足のむくみというのは、重力によって足に水分がたまりやすくなることが原因となっているのです。

 

足のむくみを改善させるためには下半身の血行を良くするというのが有効です。

 

血行を良くすることによって体内の血の巡りを良くし、足に水分がたまりにくくなるのです。下半身の血行を良くするためには入浴してしっかりと体を温めるということも大切ですが、もっとも大切なのは運動です。

 

特にふくらはぎは「第2の心臓」とも言われており、血を流すポンプの役割も果たしています。

 

足を鍛えるとふくらはぎのポンプの役割が活発になり、血の巡りが良くなります。足のむくみ解消になるだけではなく、冷え症改善にもつながるのです。妊娠初期や中期は体調を見ながら運動を行い、後期はお腹が大きくなっているため無理をしないよう注意しましょう。

 

下半身を鍛えることは安産にもつながるためいい運動だと推奨されていますが、大きなお腹を支えるために関節などもいためやすいので無理は禁物です。

 

塩分の制限

まず妊娠初期は妊婦さんの約8割がつわりを経験するというデータがあります。つわりにも様々な種類がありますが、胃のむかつきや吐き気などの不快症状を伴うつわりが圧倒的に多い傾向にあります。そのため妊娠初期は思うように食事がとれず、栄養が偏ってしまいがちです。

 

この期間は元々母体が蓄えていた栄養をもとに赤ちゃんが育つため妊婦さんはあまり栄養を気にする必要がありません。食べられるときに食べられるものを食べるようにと医師から指導されます。

 

そのためジャンクフードばかり欲してしまったり、甘い物ばかり欲してしまったりなど人によって様々ですが食生活が乱れやすくなってしまいます。こうした場合には塩分や糖分などが体内に蓄積されてしまい、それがむくみとなって体にたまってしまうのです。

 

体調を一番に優先しなければない妊娠初期では、栄養バランスを考える余裕はありません。

 

そのため安定してくる中期から後期にかけてしっかりと食事バランスを整えていくよう改善するしかありません。

 

むくみの大きな原因として塩分があげられますが、妊娠初期はあまり気にせず中期から後期にしっかり改善させていくよう心がけることが大切です。体内の水分を排出する働きのあるカリウムなどを積極的に摂取したり、老廃物を排出してくれる食物繊維を意識して摂取すれば足のむくみだけではなく体中のむくみの改善につながります。